サン=ミシェル城、ボンヌヴィル、サヴォワ

J. M. W. Turner · PD

サン=ミシェル城、ボンヌヴィル、サヴォワ


作品情報

アーティスト
J・M・W・ターナー
制作年
1802
技法
油彩
種類
絵画
寸法
91.4 × 121.9 cm

ストーリー

1802年の夏、イギリスとフランスは九年ぶりに戦争を休んでいた。アミアンの講和である。ターナーはその隙にドーヴァー海峡を渡り、初めて大陸に出た。8月にはアルプスの麓のボンヌヴィルにいて、アルヴ川ごしに山を見上げる位置で写生を重ねている。帰り道にはパリに寄り、ルーヴルに通った。当時そこには、フランス軍がイタリアから運び込んだ絵が並んでいた。

その中で彼が熱心に見たのが17世紀のプッサンで、この風景の整然とした組み立て方にはその勉強が出ている。ロンドンに戻ると対になる二枚のアルプス画を仕上げ、1803年のロイヤル・アカデミー展に出した。休戦は14か月しか続かなかった。題名はフランス語と英語が混ざったうえに綴りも正しくないが、ターナー自身が付けたものである。

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