
Frans Snyders · PD
鶏小屋
作品情報
ストーリー
マドリードのアルカサル宮殿には、フェリペ4世が夏に使う一階の居室があり、動物や食料貯蔵室を描いたフランドル絵画で飾られていた。この画布が最初に現れるのは、その宮殿の1666年の目録である。研究はこの絵を夏の居室の装飾と結びつけている。題名のほうは何度も変わった。1857年のプラド美術館目録では1775番「闘鶏」とされ、二羽が互いをうかがい、かかっていく機会を待っている、と書き添えられている。額の裏に残る、それより古い手書きの貼り紙には「争う二羽の雄鶏」とある。現在の館の登録名は鶏小屋で、制作年代は17世紀前半までしか示されていない。




