
Jean-Baptiste Camille Corot · PD
クレール・スヌゴン
作品情報
ストーリー
コローは1830年から1845年にかけて、姉アネット=オクタヴィの子どもたちを何度も描き、その多くを姉への贈り物にした。姉は1813年、コロー家と古くから親しい一家の息子ロラン=ドニ・スヌゴンと結婚していた。この絵のクレールはその娘のひとりで、1837年、16歳のときの姿である。叔父は彼女を屋外に座らせた。1830年代に流行したふくらんだ袖の白いドレスをまとい、長いリボンが胸元に垂れるボンネットをかぶり、黒い指なし手袋をはめている。背後には平らな野が広がり、地平線の上に細いオレンジ色の空がのぞく。クレールはのちにクリストフ・シャルモワと結婚した。1926年、その娘ブランシュの相続人たちが、幼いブランシュをコローが描いた肖像とともに、この絵をルーヴル美術館に寄贈した。現在はシュリー翼の、1820年から1850年のフランス風景画を集めた展示室に掛けられている。




