
Piet Mondrian, Composition II in Red, Blue, and Yellow, 1930. Wikimedia Commons. · PD
赤・青・黄のコンポジション II
作品情報
ストーリー
第一次世界大戦のさなか、戦火を免れた中立国オランダで、モンドリアンたちは1917年に「デ・ステイル」という運動を立ち上げた。混乱した世界の向こうに、誰にとっても変わらない普遍的な秩序を絵の中に打ち立てようとしたのである。1930年のこの作品では、その理想が極限まで切り詰められている。黒い直線の格子、垂直と水平だけ、色は赤・青・黄の三原色と白のみ。大きな赤の面が画面の大半を占め、小さな青と黄がその均衡を支える。斜めの線も曲線も、ここには一本もない。




