
Frans Snyders · PD
鳥の合奏
作品情報
ストーリー
レガネス侯爵ディエゴ・デ・メヒーアの遺産目録は、1652年から1655年にかけて作られ、この一枚を60番として記載している。侯爵は軍人で、フェリペ4世のもとで国政を握った寵臣オリバーレスの従兄弟にあたり、スネイデルスの作品を52点ほど持っていた。うち四点が鳥の合奏図だった。枝の上にはコウノトリ、ワシ、赤いコンゴウインコが散らばり、一枚の楽譜を囲んで歌っている。大きな鳥が画面の両端を受け持ち、小さな鳥はそのあいだに収まる。主題の要請というより、この画家の習慣である。美術館は制作年を17世紀とだけ記す。1772年には、マドリードの新王宮の通り抜けの間に掛かっていた。




