コンタリーニの聖母

Didier Descouens · PD

コンタリーニの聖母


作品情報

制作年
1475
技法
油彩、カンバス
種類
絵画
寸法
78 × 56 cm

ストーリー

ジョヴァンニ・ベリーニがこの聖母子像、通称コンタリーニの聖母を描いたのは1470年代なかば、ヴェネツィアで油彩の技法が急速に広まりつつあった時期でした。暗い背景の前に、聖母が幼子キリストを膝に抱いて静かにたたずみます。北方から伝わった油彩を早くから取り入れたベリーニは、肌や布に柔らかな光の移ろいを与え、それまでの硬いテンペラ画とは違う、しっとりとした量感を生み出しました。派手な物語ではなく、母と子の親密で静かな情感がすべてです。この一枚はヴェネツィアの旧家コンタリーニ家に伝わったことからその名で呼ばれ、現在は同じヴェネツィアのアカデミア美術館に収められています。

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