キリストの磔刑

キリストの磔刑


作品情報

アーティスト
伝ラウフェンの画家
制作年
1447
技法
モミ材の板絵
寸法
97 × 114 cm

ストーリー

この板絵には、ゴルゴタの丘に集まった人々がひしめいています。両脇の盗賊は縄で十字架に縛りつけられ、どちらも目隠しをされています。キリストの脇腹には槍が突き立てられ、竿の先の海綿が差し出されています。甲冑の男が手を上げ、そばの巻物にはラテン語で「まことに、この人は神の子であった」と記されています。福音書でローマの百人隊長が口にする言葉です。十字架の根もとにはマグダラのマリアがすがりつき、聖母とヨハネ、聖女たちが嘆いています。いちばん下では、三人の子どもが犬とじゃれ合っています。

ベルヴェデーレはこの作品をラウフェンの画家の作と推定し、1445〜1450年頃の制作としています。ちょうどその頃の1449年、ザルツブルクに移り住んだばかりの画家コンラート・ライプが、やはり見物人でいっぱいの、縦横およそ二メートルの磔刑図を完成させました。その絵はいま上ベルヴェデーレに展示されています。

この物語を音声で。アプリを入手。