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磔刑の三連祭壇画
作品情報
ストーリー
ロヒール・ファン・デル・ウェイデンがこの祭壇画をブリュッセルで描いたのは1443年ごろ、彼が市の公式画家を務め、ネーデルラント絵画がヨーロッパで最も高く評価されていた時代である。三つの画面には一続きの風景が広がり、地平線には遠いエルサレムの塔がのぞく。翼から翼へと歩いて渡れそうなほどだ。中央には磔刑の場面が据えられ、マリアが十字架の根もとに崩れ落ち、赤い衣の福音書記者ヨハネがそれを支える。右手にはこの絵の代金を払った寄進者たちがひざまずき、聖なる場面とは地面の目立つ裂け目だけで隔てられている。もともとこの作品は一枚の大きな板で、のちに切り分けられ、蝶番でつないで三連の祭壇画に仕立てられた。




