ヴィーナスに訴えるクピド

Lucas Cranach the Elder · PD

ヴィーナスに訴えるクピド


作品情報

制作年
1526
技法
絵具
種類
絵画
寸法
81.3 × 54.6 cm

ストーリー

クラーナハがこの絵を描いた1520年代、彼が仕えていたヴィッテンベルクの町は、宗教改革のただ中にあった。宮廷画家である彼はマルティン・ルターと親しく交わり、その肖像を何度も描いている。だが同じ工房からは、こうした古代神話を主題にした裸体像も次々と生み出された。愛の女神ウェヌスのかたわらで、幼い恋の神クピドが顔をしかめている。蜂の巣から蜜を盗もうとして、群がる蜂に刺されたのだ。画面の上には、甘い喜びには痛みがつきまとうという古代の詩にちなんだ教訓が、ラテン語で記されている。細くしなやかな体つきと透けるヴェールは、この画家の描く女性像に共通する特徴である。

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