
Lucas Cranach the Elder · PD
ザクセンの貴婦人の肖像
作品情報
ストーリー
1534年ごろ、ルカス・クラーナハ(父)はヴィッテンベルクでドイツ有数の忙しい工房を率い、宗教改革のただ中でマルティン・ルターの親しい仲間でもあった。ザクセン選帝侯の宮廷画家として、彼はこうした肖像を周囲の上流社会のために描いた。この女性が誰なのかは分からないが、身にまとった大量の金がその身分を語る。首には選帝侯ヨハン・フリードリヒ一世の顔を収めた小さなメダイヨンが下がり、治める家への忠誠を示している。髪にはWの刺繍がひそかに織り込まれ、その意味は今なお解けていない。重い金鎖と錦の織物から、これは婚礼の肖像ではないかと考えられている。




