
Rembrandt · PD
ニンフたちと水浴するディアナ、アクタイオンとカリスト
作品情報
ストーリー
アムステルダムに出て間もない若きレンブラントが、野心を込めて描いた神話画である。珍しいことに、一つの画面に古代ローマの詩人オウィディウスが語る二つの物語が同居している。左では、狩人アクタイオンが水浴する女神ディアナの一行に偶然行き当たってしまう。この後、彼は罰として牡鹿に変えられ、自分の猟犬に噛み殺される運命だ。右では、ゼウスに欺かれて身ごもった妖精カリストが、仲間たちに衣を剥がされて秘密を暴かれている。レンブラントの裸婦は理想化されず、赤らんだ肌や柔らかな肉づきまで、生身の人間として描かれている。




