
Camille Pissarro · PD
モンモランシー、農場前のロバ
作品情報
ストーリー
縦21.5センチ、横27.2センチ。便箋ほどの大きさの板に油彩で描かれた小品です。左下には「C. Pizarro」と、zの綴りで署名があります。オルセー美術館は、これをピサロが1859年のサロンに出品したモンモランシーの風景画のための習作としています。パリの北、丘の上にあるモンモランシーは当時、パリの人々が出かける行楽地で、日曜日にはロバが貸し出され、町の上に広がる森を巡ることができました。画家はここで夏を過ごし、戸外で制作していました。画面では、鞍をつけたロバが農家の中庭の門柱のあいだに立ち、奥の戸口には赤い頭巾の女性の姿が見えます。ピサロは遅くとも1865年までにこの絵を収集家ジョルジュ・ダルブナスに贈りました。1943年、その大甥にあたるモンペリエ在住の男爵が、フランス国家に寄贈しています。




