
Pietro Perugino · PD
ファーノの祭壇画
作品情報
ストーリー
ファーノのサンタ・マリア・ヌオーヴァ教会のフランシスコ会士たちは、1488年4月21日にこの祭壇画を注文したが、完成までに九年を待たねばならなかった。当時ペルジーノは名声の絶頂にあり、工房は仕事であふれていたのである。彼は1497年、聖母の玉座の台座に署名と年記を残した。上部の半円形の画面には《キリストの哀悼》、下部のプレデッラには聖母の生涯を描いた五つの小場面が並ぶ。まさにこのプレデッラに、ごく若いラファエロの手を見てとろうとする研究者がいる。当時のラファエロは14歳ほどで、ペルジーノのもとで学んでいた。そのなかには《聖母の結婚》があり、これは数年後にラファエロ自身が手がけることになる主題である。




