漁師の夫婦

James Ensor · CC0

漁師の夫婦


作品情報

制作年
1874
技法
油彩
種類
絵画
寸法
10.5 × 13 cm

ストーリー

1870年代のオーステンデは、国王レオポルド二世の肩入れで海水浴客の街へ変わりつつあった。堤防沿いに大きなホテルと遊興場が建ち、夏にはブリュッセルやロンドンから客が来る。その裏側では、北海へ船を出す漁師の一家が昔のままに暮らしていた。十代半ばのジェームズ・アンソールが厚紙に描き付けたのは、そちらの側である。ブリュッセルの美術学校へ出る数年前、土地の画家から手ほどきを受けはじめた頃の一枚で、漁師の夫婦が並んで立っている。美術館はこの厚紙を1873年から75年ごろのものとしており、描いたときのアンソールは14歳前後だった。作品は画家アリス・フレイの寄贈で、生まれ育った街の美術館に収まっている。

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