聖母子を囲む花輪

Daniel Seghers · PD

聖母子を囲む花輪


作品情報

制作年
1644
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
86 × 62 cm

ストーリー

この花環にあるものは、どれも同じ日に摘めるものではない。緑のヘレボルスは冬の終わりに開き、スイセンとヒヤシンスは3月、チューリップは4月、セイヨウカンボクとエニシダは5月、カーネーションとバラは夏じゅう咲きつづける。アントウェルペンの花の画家たちは一年がかりで描きためた素描をもとに仕事をした。だから一枚のカンヴァスの上で、春の球根が真夏のバラの隣に掛かることになる。美術館の目録は、この絵にハナアブとコヒオドシを書き加えている。

作者欄に載る名は一つである。1857年のプラド目録は、花環の中央にある聖母子について、人物はコルネリス・スフートの手に見えると記した。この種の花環は、ふつう二人の画家で分け合う仕事だった。

カンヴァスの表には数字が二つ入っている。左下に白で222、右下に橙色で1219。王室の目録と美術館の最初期の目録が残していったものだ。

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