チューリップのあるガラスの花瓶の花

チューリップのあるガラスの花瓶の花


作品情報

アーティスト
ラヘル・ライス
制作年
1716
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
46.5 × 36 cm

ストーリー

花束のいちばん上には、センペル・アウグストゥスという品種の縞模様のチューリップが咲く。その下にライスはバラ、スイカズラ、洋ナシの花を集め、そのあいだをさまざまな蠅や甲虫、イトトンボ、見事な縞のある毛虫が行き交う。

描かれたのは1716年で、画風の変化がうかがえる。バラの花びらは繊細なフリルのように広がり、チューリップの葉は長く優雅な線を描いて反り返る。かつてのオランダ花卉画の地味な正確さから、のちにロココと呼ばれる軽やかで装飾的な趣味へと一歩踏み出しているのである。

このころまでにライスは十人の子を産み、そのうち何人かは幼くして亡くなっていた。娘たちには一人に一枚ずつ、自分の絵を持参金として遺した。

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