
Edvard Munch · PD
リューベックの庭
作品情報
ストーリー
1902年の暮れ、リューベックの眼科医マックス・リンデは、自宅の子ども部屋を飾る絵をムンクに注文した。リンデはその前にムンクを論じた本を一冊出しており、自邸と庭と4人の息子を描いた版画集『リンデ博士の家庭から』も頼んでいる。ムンクは1903年の春にもリューベックに滞在し、この庭の油彩はその時期のものだ。子ども部屋のほうは、うまくいかなかった。1904年の暮れに示された下絵には口づけを交わす男女や踊る男女が並んでおり、リンデは子どもの部屋にふさわしくないと判断して受け取らなかった。庭は残った。リンデは1904年にロダンの《考える人》の大型鋳造を庭に据え、ムンクは1907年、木立のあいだに立つそのブロンズを描いている。




