ヘラクレスとオンファレ

ヘラクレスとオンファレ


作品情報

制作年
1724
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
184 × 149 cm

ストーリー

神話によれば、ヘラクレスは殺人の償いとしてリュディアの女王オンファレに奴隷として売られ、やがて二人は役割を取り替えることになった。ルモワーヌが描くのは、その入れ替わりがすっかり済んだ場面である。オンファレは英雄の獅子の毛皮と棍棒を手にし、ヘラクレスは彼女のすぐそばで、女性が羊毛を紡ぐのに使う糸巻き棒と紡錘を持っている。右手からはクピドが見ている。

この絵を注文したのは、画家の友人で裕福な後援者フランソワ・ベルジェである。彼はすでにルモワーヌの『ペルセウスとアンドロメダ』を持っており、その対になる作品を求めた。その絵はいまロンドンのウォレス・コレクションにある。ルモワーヌは1724年にローマでこの絵を描き、左下に署名と年記を入れた。パリの人々が目にする前から、この絵に着想を得た詩が、文芸月刊誌として名高い『メルキュール・ド・フランス』に載った。1725年にはサロンに出品され、1728年には版画家ローラン・カールが版画にして、構図はさらに広く知られるようになった。

ルーヴルに入ったのは1869年で、500点を超える絵画を美術館に遺した医師ルイ・ラ・カーズの遺贈によるものだった。

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