「静かに」と女王ケイトは言った

Dante Gabriel Rossetti · PD

「静かに」と女王ケイトは言った


作品情報

制作年
1851
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画

ストーリー

1851年のロバート・ブラウニングは、まだ読者の少ない詩人だった。ロセッティはその作品を愛読し、詩劇『ピッパが通る』の一節から、この小さな油彩画を描いた。舞台は北イタリアの丘の町アーゾロ。かつてキプロス女王だったカタリーナ・コルナーロが宮廷を構えた地である。劇中の歌では、身分違いの恋に悩む小姓が姿を見せずに歌っている。女王ケイトが「しっ」と侍女たちを制すると、髪を結っていた娘が、あれはただの小姓が犬の餌をほぐしながら歌っているだけ、と答える。ロセッティは最初、この場面を大きなカンヴァスに描こうとして断念した。幅60センチほどのこの作品は、そのときの構図を今に伝えている。

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