プロヴァンスの家々:レスタック近郊のリオー渓谷

Paul Cézanne · PD

プロヴァンスの家々:レスタック近郊のリオー渓谷


作品情報

アーティスト
ポール・セザンヌ
制作年
1883
技法
油彩
種類
絵画
寸法
65 × 81.3 cm

ストーリー

1880年代のはじめ、セザンヌはパリからほとんど離れ、マルセイユの西、湾に面した漁村レスタックへ何度も戻ってきた。光は強く、丘は剥き出しの岩肌だった。ここに描かれているのもそんな一角で、黄土色の壁に赤い瓦屋根のプロヴァンスの農家がいくつか、乾いたリオーの谷を見下ろす台地の上に建っている。彼が見ていたのは美しい眺めではなく、この土地がどう組み立てられているかということだった。家々は単純な塊になり、斜面は色の面へと平らにならされ、全体が石積みのようにかみ合っていく。二十年あまりのち、ブラックが同じ海岸を面の集まりとして描き、人々はそれを新しい言葉、キュビスムと呼ぶことになる。制作は1883年ごろ、いまはワシントンのナショナル・ギャラリーに収められている。

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