
James Ensor · CC0
イコン——ウジェーヌ・ドモルデールの肖像
作品情報
ストーリー
19世紀の終わりのベルギーでは、初期フランドル絵画の小さな板絵が改めて評価され直していた。ウジェーヌ・ドモルデールはその古い板絵を愛した作家で、アンソールにとっては最も早い理解者でもあった。1892年にアンソールについての最初の一冊を書き、ブリュッセルでの初個展を組み、国外での最初の展示も取りまとめている。アンソールがその友人を描いたのは翌1893年、縦36センチ、横21センチの板の上でだった。油彩に鉛筆とグワッシュを重ねた、ドモルデールが愛した昔の板絵と同じ小さな仕事である。題は「イコン」。この絵がブルッヘのグルーニング美術館に入ったのは2004年である。




