
Berthe Morisot · PD
公園にて
作品情報
ストーリー
1874年は、ベルト・モリゾにとって二重の意味を持つ年だった。春には、まもなく印象派と呼ばれることになる画家たちの最初の展覧会に、創立メンバー唯一の女性として参加した。そして同じ年、彼女は友人の画家エドゥアール・マネの弟ウジェーヌ・マネと結婚する。このパステル画はその頃のものだ。黒い服の女性が公園の丈高い草のなかに座り、半ば横たわる少女を抱いている。犬はその前に伏せ、草むらには蝶を捕る網が置き去りにされている。奥では、もう一人の少女が麦わら帽子を押さえている。柔らかな光には風景画家コローの教えが、深い黒の衣装にはマネの手つきが見てとれる。子どものひとりは、モリゾの姪で姉エドマの娘、ジャンヌ・ポンティヨンである。




