
Berthe Morisot · PD
夏の日
作品情報
ストーリー
ボートに乗った二人の女性が描かれているのは、パリ西郊に広がるブローニュの森の池です。この森は1850年代にナポレオン3世のもとで市民のための公園として整備され、休日にボートを浮かべて過ごすことは、当時の裕福なパリ市民の新しい娯楽になっていました。ベルト・モリゾはすぐ近くのパッシー地区に住んでいました。彼女の筆づかいは印象派の中でもとりわけ素早く、水面のきらめきやドレス、右端に浮かぶ数羽のアヒルが、ジグザグの短い線で軽やかにとらえられています。1880年の第5回印象派展には、この絵は「ブローニュの森の池」という題で出品されました。当時この画家グループに女性は数えるほどしかいませんでした。




