
Pieter Neefs the Elder · PD
フランドルの教会の内部
作品情報
ストーリー
1857年、マドリードの王立美術館の目録係はこの絵をこう書き留めました。ゴシックの大聖堂の内部、身廊はいくつもあり、祭壇が並び、いちばん手前ではミサが行われていて、それを聞いている人たちがいる。ほかの人々はめいめいの姿勢でいる、と。その「ほかの人々」が画面の大半を占めています。板は縦長で、高さ84センチ、幅72センチ。身廊を奥へ長く見通すために横長の板を使うことが多かった画家としては、めずらしい形です。プラドは制作年を16世紀末から17世紀半ばという幅でしか示していません。記録にはじめて現れるのは1834年、フェルナンド七世の没後に作られた目録で、フランドル派の第二室に掛かっていました。左下にオレンジ色で書かれた1305は、1850年代の整理番号です。




