
Pieter Jansz. Saenredam · PD
アッセンデルフトの聖オドルフス教会の内部
作品情報
ストーリー
ピーテル・サーンレダムは、アムステルダム北方の村アッセンデルフトに生まれ、この教会には幾度も足を運んだ。最初の写生は1633年ごろ、遠近法を決めた下絵は1643年、そして板絵を仕上げたのは1649年10月2日で、その日付を彼自身が左手のベンチに書き込んでいる。その間に、この中世の教会は改革派の礼拝の場へと変わっていた。壁は白く塗られ、祭壇画も聖像もなく、説教壇から語られる説教を妨げるものは何もない。澄んだ光が堂内を満たし、建築の線はすべて一点へと収束していく。手前の右側に置かれているのは、父で版画家のヤン・サーンレダムの墓石である。
