グリュケラとしてのイザベラ・ブラント

Peter Paul Rubens · PD

グリュケラとしてのイザベラ・ブラント


作品情報

技法
油彩
種類
絵画
寸法
64.2 × 49.2 cm

ストーリー

ローマの博物学者プリニウスは、ギリシアの町シキュオンの画家パウシアスと、花冠を編んで暮らす娘グリュケラの話を伝えている。彼女に恋したパウシアスは、その花冠を写すことで花の描き方を覚え、ついには花冠とともに座る彼女自身を描いた。ルーベンスは1612年から1615年ごろ、この二人を大きなカンヴァスに描いている。花の部分はアントウェルペンの同僚オシアス・ベールトの筆で、絵はいまフロリダ州サラソタのリングリング美術館にある。この小さな板絵では、グリュケラ役を実在の女性が演じている。題名によれば、アントウェルペン市書記官の娘で、1609年にルーベンスと結婚し1626年に世を去ったイザベラ・ブラントである。19世紀にはイギリスにあり、1874年にはグロスターシャーの町チッピング・ソドベリーの聖職者が所有していた。1938年にロンドンのサザビーズで売りに出され、同じ年にボストン美術館が2万6000ドルで購入した。美術館は現在これをルーベンスの追随者の作とし、制作年は示していない。

作品の前にいるなら、カメラを向けて。アプリを入手。