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従者を連れたユディト
作品情報
ストーリー
1480年代、フィレンツェの画家たちはローマで古代の彫刻や遺跡を写生し、その素描を持ち帰りました。ギルランダイオの工房で使われた写生帳も一冊、今に伝わっています。この小さな板絵の壁を飾る浮き彫りは、そうした古代趣味から生まれたものです。ユディトの背後の騎馬戦の浮き彫りは、ローマのコンスタンティヌス凱旋門にはめ込まれた古代の浮き彫りによく似ています。侍女の背後には、女性を背に乗せた海のケンタウロスが刻まれ、そのケンタウロスが掲げる小さな札に、ローマ数字で制作年が書き込まれています。ただ末尾の数字がかすれて読み切れないため、制作は1487年から1489年の間とされています。手前では、ユディトが敵将ホロフェルネスの大きな剣を握って振り返り、侍女は切り落とされた首を平たい籠に入れて頭に載せ、大股で入ってきます。




