
Titian · PD
ユピテルとアンティオペ
作品情報
ストーリー
ティツィアーノの神話画のなかで最も大きな一枚で、幾世紀ものあいだヨーロッパ権力の頂にあり続けた。彼は1530年代の終わりごろに描き上げた。眠るニンフのアンティオペを、彼女に忍び寄ろうとサテュロスに姿を変えたユピテルがうかがい、画面の右半分では狩りが繰り広げられる。やがてこの絵は「パルドのヴィーナス」と呼ばれるようになった。スペイン王の狩猟の館エル・パルドに掛けられていたことによる。フェリペ2世が所有し、1604年にはエル・パルドの火災でもう少しで焼けるところだった。次の世紀には外交上の贈り物としてフランス王ルイ14世に贈られる。以来ずっとパリにある。




