
Wassily Kandinsky · PD
コッヘル=シュレードルフ
作品情報
ストーリー
1902年の夏、カンディンスキーは自分が教えていた画塾の生徒たちを連れて、ミュンヘンからバイエルン南部のコッヘル湖へ出かけた。画塾の名はファランクス。折りたたみ式のイーゼル、小さな画板、蓋のできる絵具のチューブを自転車に積み、湖のまわりで戸外制作をする数週間だった。題にあるシュレードルフは、コッヘルから湖沿いに進んだところにある村の名である。
生徒の一人にガブリエーレ・ミュンターがいた。その年のはじめに入塾したばかりの彼女は、この夏の講習に招かれて加わっている。二人が組んで仕事をするようになるのは、翌1903年、カルミュンツでの二度目の夏の講習からだった。
カンディンスキーの1914年以前の作品がミュンヘンにまとまって残っているのは、ミュンターがそれらを長く手元に置きつづけ、1957年にレンバッハハウスへ寄贈したためである。




