美しきゼリー

Jean-Auguste-Dominique Ingres · PD

美しきゼリー


作品情報

制作年
1806
技法
油彩
種類
絵画
寸法
49 × 59 cm

ストーリー

アングルはこの肖像に1806年と署名し年記を入れた。26歳ごろ、ローマ賞の給費生としてローマへ発つ直前のことである。若い女性は四分の三正面で、雲の浮かぶ空を背に、赤と黒と茶の色調に包まれて描かれている。奇妙なのは、彼女が誰なのか確かにはわからないという点だ。1870年ごろこの絵が再び現れたとき、人々は当時はやっていた歌にちなんで「美しきゼリー」という愛称をつけ、エモン夫人なる人物に仮に当てはめた。1870年にこれを購入したルーアン美術館も、その説を今なお疑っている。今日でも彼女は、おそらく本当の名ではない呼び名で目録に載っている。

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