
Pierre-Auguste Renoir, La Grenouillère, 1875. Wikimedia Commons. · PD
ラ・グルヌイエール
作品情報
ストーリー
1869年の夏、ルノワールは友人のモネと並んでイーゼルを立てました。場所はパリの西、セーヌ川沿いのクロワシーにあった水浴と舟遊びの行楽地、ラ・グルヌイエールです。中央に見える丸い小島は一本の木が立つだけで、常連たちはこれをカマンベールと呼んでいました。二人は同じ水面を、細かく速い筆づかいで、絵具をあまり混ぜずに写しとっています。休日のパリ市民、揺れる小舟、日ざしにきらめく川面。のちに印象派と呼ばれる描き方が、この夏の岸辺で形になったといわれます。ルノワールのこの一枚は今、ストックホルムの国立美術館にあります。




