
Francisco Goya · PD
ラ・ティラーナ
作品情報
ストーリー
1799年、ゴヤは国王の首席宮廷画家に任じられたばかりで、同じ年に辛辣な銅版画集『気まぐれ』を売り出してもいた。そうした注文の合間に、彼はスペインで最も名高い女優マリア・デル・ロサリオ・フェルナンデスを描いた。人々は夫のある役柄にちなんで彼女を「ラ・ティラーナ」と呼んだ。数年前にも、もっと若い彼女を一度描いている。ここでの彼女はおよそ44歳、全身像で、白いガーゼのドレスをまとい、金糸で刺繍した赤みがかったショールを掛けている。背後には鉄の柵と噴水がかすかに見える。1816年、いとこのテレサ・ラモスがこの絵をサン・フェルナンド美術アカデミーに寄贈することになる。




