
Rogier van der Weyden · PD
キリストの哀悼
作品情報
ストーリー
1450年ごろ、ネーデルラントの巨匠ロヒール・ファン・デル・ウェイデンが手がけた祭壇画です。この頃、彼はおそらくイタリアへ聖年の巡礼に赴き、フラ・アンジェリコら南の画家たちの構図に触れたと考えられています。画面では、亡くなったキリストの身体が、墓の入口の前でまっすぐ支え起こされ、母マリアが頬を寄せて悲しみます。人物を横一列に並べ、岩窟の墓を背にする構成には、イタリアで見た祭壇画の記憶がうかがえます。うつむく人々の指の一本一本まで、北方らしい細やかさで描き込まれています。




