風景
作品情報
ストーリー
この風景画の制作年とされる1920年、マチューシンは60歳を目前にして、ペトログラードの旧帝国美術アカデミーの建物で絵を教えていました。革命後、古いアカデミーは国立の自由美術工房に改められていたのです。夜間の講座や私塾で絵を学び、アカデミーそのものでは一度も学んだことのなかったマチューシンが、そこで自分の工房を受け持つことになりました。彼はその方法を「空間的リアリズム」と名づけています。当時の生徒には、ボリス、マリヤ、クセニヤのエンデル三きょうだいがいました。三人はその後も彼のそばを離れず、やがて色彩と知覚をめぐる彼の研究をともに担うことになります。作品は横長で、高さおよそ40センチ、幅67センチほどです。