小川と修道士と洗濯女のいる風景

小川と修道士と洗濯女のいる風景


作品情報

アーティスト
マルコ・リッチ
制作年
1715
技法
油彩

ストーリー

マルコ・リッチが遺した風景画のなかでも大きな一点で、そこに描かれた土地は実在する。研究者たちはピアーヴェ川の谷を見分けている。リッチが育ったベッルーノ近くの山々から下ってくる川である。彼はそこに日々の暮らしを住まわせる。かたわらで祈る二人の修道士、流れに身をかがめて洗濯する女たち、石のあいだをすべる水。木々のかたちや切り立った地面には、古いものに拠っている。ほぼ200年前のティツィアーノの素描やドメニコ・カンパニョーラの版画である。その受け継いだ言葉を、彼は自分が実際に見たものへと向け直した。1715年ごろに描かれ、長らくトレヴィーゾのコルニアーニ・アルガロッティ家の収集に、対をなすもう一枚、馬が水を飲む静かな場面と並んで掛かっていた。

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