赤いほっぺ

赤いほっぺ


作品情報

制作年
1882
技法
油彩、板
種類
絵画
寸法
47.5 × 36.4 cm

ストーリー

この小さな板絵が公の場に出たことが確認できる最初の機会は、ファットーリの死から13年後、1921年の第1回ローマ・ビエンナーレである。批評家グイド・マランゴーニはそこで、熟した桃のようにふっくらと赤らんだ頬と、鋭く切り込むような横顔の輪郭との対比を称えた。以来この絵は、ファットーリの主要な展覧会のほとんどに出品されてきた。

少女は何もない背景の前に、きっちりと横向きで描かれている。濃い緑の服に、赤みがかった金茶色の髪。当時流行していた親密な肖像画の一種だが、横顔の硬い線が画面を引き締めている。制作年はいまも議論がある。1926年にマリオ・ティンティは1875年頃とし、1978年のパリの展覧会を準備したダリオ・ドゥルベは1882年頃に改めた。美術館が現在採っているのは後者の年代である。

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