
Jean-Baptiste Camille Corot · PD
子供の頃のルイ・ロベール
作品情報
ストーリー
コローがルイ・ロベールを描いたのは1843年か1844年、ルイが二歳ほどのときでした。父親のフランソワ=パルフェ・ロベールはセーヌ河畔の町マントの司法官で、画家の親しい友人でした。坊やが着ているのは、当時の裕福な家の小さな男の子の普段着、つまりワンピースです。ここでは青い服に、あごの下で結んだ白い襟と、ひだ飾りのついた白いボンネットを合わせています。フランスでは男の子もたいてい五歳ごろまでワンピースを着せられていたので、両親にとってはごく当たり前の姿でした。手にはおもちゃの鞭を持ち、まっすぐこちらを見つめています。縦27センチ、横22センチの小さな作品で、パリの画材商アンジュ・オットーズの印が押されています。オットーズは下地を塗ったカンヴァスや絵具を画家たちに売っていました。ルイは1877年、40歳を前に亡くなりました。




