
Vincent van Gogh, Madame Augustine Roulin with Baby, 1888. Wikimedia Commons. · PD
オーギュスティーヌ・ルーラン夫人と赤ちゃん
作品情報
ストーリー
ファン・ゴッホがアルルに来て半年ほどたったころ、町の郵便配達人ジョゼフ・ルーランと知り合う。人なつこくおしゃべりな共和派で、その地での数少ない本当の友のひとりになった。彼は一家全員を描こうと思い立つ。肖像こそ近代絵画の進む道だと信じていたのだ。これはオーギュスティーヌ・ルーランと娘のマルセルである。マルセルは1888年7月生まれ、絵に納まったときはまだ数か月で、供え物のように高く抱き上げられ、その丸い顔が画面でいちばん明るい。第二の版も描いており、今はフィラデルフィアにある。制作の時期は、ゴーギャンが「黄色い家」に同居しにやってきたその秋にあたり、12月にファン・ゴッホが耳を切り落とす夜まで、あと数週間だった。




