聖母子と聖ルカ、アレクサンドリアの聖カタリナ

Titian · PD

聖母子と聖ルカ、アレクサンドリアの聖カタリナ


作品情報

アーティスト
ティツィアーノ
制作年
1560
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
127.8 × 169.7 cm

ストーリー

1560年ごろ、ティツィアーノは七十歳を越えてなお、ヨーロッパで最も引く手あまたの画家であり、スペイン王フェリペ2世のもとへ大きな神話画を次々と送り出していた。この注文はそれとは別種のもので、個人の祈りのための信心画である。伝承では、彼がパドヴァで親しくしていたドンディ・ダッローロジョ家に結びつけられてきた。幼子は動きのただなかで捉えられ、前へ傾いて今にも均衡を崩しそうに、アレクサンドリアの聖カタリナへ両腕を差し伸べ、聖女もまた身をかがめて応える。その背後で聖ルカが自らの書を手にして立つ。当時ティツィアーノは多忙な工房を率いており、重い帷や聖ルカの一部は助手が描き、中央のこの優しい交わりだけは巨匠が自ら手がけた、と研究者は考えている。

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