幼児聖ヨハネと天使を伴う聖母子

幼児聖ヨハネと天使を伴う聖母子


作品情報

制作年
1565
技法
カンヴァスに油彩
寸法
78 × 72.5 cm

ストーリー

眠る幼子イエスは聖母の膝の上に横たわり、頭を白いクッションにのせています。聖母は暗い天蓋の下で両手を合わせ、巻き毛の若者が幼子に顔を寄せ、下からは小さな男の子が身をすり寄せています。題名によれば、幼い洗礼者ヨハネと天使です。

1693年のボルゲーゼ家の財産目録では、この絵はティツィアーノの作とされていました。1959年、研究者パオラ・デッラ・ペルゴラは、ティツィアーノの息子オラツィオ・ヴェチェッリオが1566年に描き、カドーレ地方カラルツォの教区教会にある祭壇画と比べて、これを彼の作品と判断します。美術館もこの説に従っていますが、工房の中心からは遠い作とみる近年の研究もあります。

1560年代のヴェネツィアでは、老いたティツィアーノの工房が評判の構図を繰り返し描いていました。同じ構図の作品は、ほかにフィレンツェのピッティ宮殿とボローニャのサン・ペトロニオ聖堂に一点ずつ残っています。

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