授乳の聖母

Andrea del Verrocchio · PD

授乳の聖母


作品情報

制作年
1467
技法
テンペラ
種類
絵画
寸法
69.2 × 49.8 cm

ストーリー

長いあいだ、この小さな板絵は、フィリッポ・リッピの流行した構図をなぞった、名もないフィレンツェの画家の作とされてきた。ところが技術調査がその見方を覆した。X線写真は、制作の途中で何度も考えを変える画家の姿を映し出した。光輪の位置をずらし、聖母の編んだ髪をふっくらとした帯に描き替えている。こうして手を入れ続けるのは、絵を写す者ではなく、絵を生み出す者のしぐさだ。そしてその作者こそ、若きアンドレア・デル・ヴェロッキオらしい。彼のフィレンツェの工房では、まもなく少年レオナルド・ダ・ヴィンチが学ぶことになる。幼子は母に向かって勢いよく手を伸ばし、乳を含ませようとする母の小指をぎゅっと握りしめている。

来館の準備中?見どころをアプリが教えます。登録を。