
Sailko · CC-BY-3.0
聖母子と聖人たち
作品情報
ストーリー
この祭壇画は、アンドレア・デル・ヴェロッキオと結びつけられる数少ない絵画の一つである。彼はフィレンツェでも指折りの忙しい工房を営み、若きレオナルド・ダ・ヴィンチはそこで絵を学んだ。ヴェロッキオは1474年にこの注文を受けた。ピストイアの礼拝堂のためで、土地の司教ドナート・デ・メディチをたたえるものだった。司教と同じ名を持つ聖ドナトゥスが片側に、洗礼者ヨハネが反対側に立つ。だがヴェロッキオは本来彫刻家であり、絵の大半は助手たち、とりわけ若いロレンツォ・ディ・クレディの手による。支払いの遅れに阻まれ、仕事は遅々として進まなかった。主要部分は1479年ごろに仕上がったが、全体が完成したのは1485年で、そのときヴェロッキオはすでにヴェネツィアへ発っていた。今もピストイアの大聖堂に据えられている。




