聖母子

聖母子


作品情報

アーティスト
フラ・バルトロメオ
制作年
1515
技法
油彩、ポプラ板
種類
絵画
寸法
85.5 × 72.5 cm

ストーリー

フラ・バルトロメオ最晩年の作品のひとつで、1514年から1516年ごろに描かれた。ウィーンにたどり着くまでには長い回り道があった。持ち主はレオポルト・ヴィルヘルム大公。ハプスブルク家のスペイン領ネーデルラント総督としてブリュッセルで17世紀屈指の絵画コレクションを築き、1656年にそれをウィーンへ持ち帰った人物である。

板は四辺とも切り詰められている。だから両端のカーテンは唐突に途切れ、細い金の光輪は上の縁からはみ出している。当時の人々にとって、人物のまわりで左右に開かれた垂れ幕は、君主の背後に掛けられる名誉の布を意味した。その枠の内側で、場面はごく近く、親密だ。マリアは息子の頬に自分の頬を寄せて両手で抱き、幼子は腕を母の首にまわして、まっすぐこちらを見つめている。

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