モナ・リザ

モナ・リザ


作品情報

技法
クルミ材の板に油彩
寸法
76.3 × 57 cm

ストーリー

この板絵の背景は、2012年まで真っ黒でした。塗り重ねられたのは1750年より後のことで、その黒を取り除くと、下から元の風景がそのまま現れます。青い岩山、曲がりくねる水面、両端に小さな柱が立つ石の手すり。

マドリードでの記録はもっと古く、1666年のアルカサル王宮の目録には、レオナルド自身の手による女性の肖像として載っています。プラド美術館が今掲げる作者名はレオナルド・ダ・ヴィンチの工房で、これは巨匠の存命中に彼の仕事場で描かれたという意味であり、描いた人物の名前は挙げない、という意味でもあります。ミラノの弟子たちのほか、当時フィレンツェにいた2人のスペイン人画家、フェルナンド・ヤーニェスとエルナンド・デ・ロス・リャノスの名も出ています。

支持体はクルミ材で、レオナルド自身も使った高価な材料です。年代は1507年から1516年の間とされています。袖の赤や眉の細い線は、古いワニスに覆われたパリの一枚ではもう見えません。

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