
小猿と人間
作品情報
ストーリー
このころのフランツ・マルクの作品には、猿がたびたび登場する。1911年には横に長い《猿のフリーズ》を描き、これは現在ハンブルク美術館にある。1912年の《小猿》も、同じくレンバッハハウスの所蔵だ。こちらはずっと小さく、高さ50センチほどのカンヴァスで、題名のとおり猿と人間がひとつの画面に描かれている。制作の経緯はほとんど伝わっていない。1962年、青騎士の時代にカンディンスキーの伴侶だった画家ガブリエーレ・ミュンターからの寄贈で美術館に入った。ミュンターはその年の春に亡くなっている。美術館はこの作品の制作年を「1912年頃」とするにとどめている。




