ボーヴェ近郊の朝

Jean-Baptiste Camille Corot · PD

ボーヴェ近郊の朝


作品情報

制作年
1860
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
35.9 × 41.6 cm

ストーリー

1886年6月5日、少し前に亡くなったボルドーの収集家ジョン・ソルニエの絵が、パリのオテル・ドゥルオーで競売にかけられました。目録にはドラクロワやジェリコーからミレー、ブーダン、ヨンキントまでが並び、いまオルセー美術館にあるマネの牡丹を生けた花瓶の絵も含まれていました。このコローは21番で、5400フランで落札されています。当時はまだいまの題名ではありませんでした。1901年にパリの画商ブッソ・ヴァラドン商会が手にしたとき、台帳には「プレリー・ボワゼ・オ・ボール・ダン・リュイソー」、小川のほとりの木立のある草地と書かれ、ニューヨークの買い手は「森の小川」として記録しています。どちらの名も、画面にあるものをそのまま言い表しています。右から小川が流れ込み、木立に半ば隠れた赤い屋根の家のそばを通ります。ほっそりした、ほとんど葉のない幹が淡い空に向かって伸び、中ほどの草地には二人の人物が座っています。左側は、もう葉を茂らせた大きな柳が占めています。美術館はこの絵の制作年を幅をもたせて、1855年から1865年ごろとしています。

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