
Thomas Gainsborough · PD
メアリー・ロビンソン夫人(パーディタ)
作品情報
ストーリー
1781年、女優メアリー・ロビンソンとウェールズ公の関係はすでに終わっていた。公は1779年、ドルリー・レーン劇場で『冬物語』のパーディタを演じる彼女を見て夢中になった。当時17歳である。別れたあとに問題になったのは、公が書き送った大量の恋文だった。手紙を返すかわりに一時金と年金を約束するという交渉が進むなか、公はゲインズバラにこの肖像を注文している。画中の彼女は野外に立ち、足もとに犬を従え、蓋を開いた小さな楕円形のミニアチュールを手にしている。中に描かれているのは公の顔である。1782年のロイヤル・アカデミー展に出品されたものの、似ていないという批評が出て、同じ会場に掛かっていたレノルズの肖像と比べられ、会期の途中で外された。




