
James McNeill Whistler, Nocturne in Black and Gold – The Falling Rocket, 1875. Wikimedia Commons. · PD
黒と金のノクターン―落下する花火
作品情報
ストーリー
黒と金のノクターン、落下する花火。1875年、ホイッスラーはロンドンのクレモーン遊園地に上がる花火を、闇に溶けるようなぼかしで描いた。批評家ジョン・ラスキンはこれを「絵具の壺を公衆の顔に投げつけた」とののしり、画家は名誉毀損で訴えた。1878年の裁判でホイッスラーは勝ったが、賠償はわずか一ファージング、訴訟費用で破産した。ほとんど何も描かれていないように見える画面は、主題より色と調子そのものを絵にしようとした試みだった。今はデトロイト美術館にある。




