
Amedeo Modigliani · PD
横たわる裸婦
作品情報
ストーリー
1917年、パリで開かれたモディリアーニの、生前ただ一度の個展だった。画廊のウインドウに並べた横たわる裸婦を見ようと人だかりができ、風紀を乱すとして警察が乗り込み、初日のうちに絵は下ろされてしまった。問題となった裸婦の連作のうちの一枚がこれである。背景を省き、赤い寝台の上にななめに横たわる裸身を、輪郭を長く引きのばして描く。伏し目のアーモンド形の目や、細く傾いだ首には、彼が学んだアフリカや古代の彫刻の面影が見てとれる。当時はスキャンダルとなったこの絵は、2015年の競売でおよそ1億7000万ドルという高値で落札された。




