
Pierre-Auguste Renoir, On the Shore of the Seine, 1879. Wikimedia Commons. · PD
セーヌ川のほとりで
作品情報
ストーリー
手のひらほどしかない、とても小さなルノワールである。1879年ごろ、画家がパリ近郊のセーヌ川べりで戸外制作をしていたころに描かれた川岸だ。この絵のその後の運命は、描かれた眺めよりも波乱に富む。ボルティモア美術館は収集家セイディ・メイからこれを譲り受けたが、1951年11月、展覧会の最中に展示室から姿を消した。2012年、ある女性がバージニアの蚤の市で7ドルで買ったと主張して再び現れる。当時の古い警察の記録が見つかり、2014年にアメリカの裁判官が絵は美術館のものだと認め、いまふたたび展示室に掛かっている。




